決壊と氾濫の意味と違い。

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tokai-kawa

・川が決壊する
・川が氾濫する

ほぼ同じように使われますね。
そこで決壊と氾濫の意味と違いについて調べてみました。
どうも堤防が破られた場合には特別、決壊と言うそうですね。

川から遠い都市部に住んでいると、決壊や氾濫とは無関係のように感じますが、実は都市部にとっては大きな問題のようです。

非常時の備えには常に気を配っておきたいですね。



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決壊の意味

水の勢いで堤防が破れて、水が溢れ出ることです。

堤防(ていぼう)とは、人家のある地域に河川や海の水が浸入しないように、河岸や海岸に沿って土砂を盛り上げた治水構造物のことである。俗に土手(どて)とも呼ばれる。
河川の堤防は主に洪水時の氾濫を防ぐ目的で設けられる。洪水時に想定される水位を計画高水位といい、これに越水を防ぐための余裕高、地盤や堤防の沈下を見越した余盛りを加えた高さまで堤防が作られる。
日本において河川堤防は、河川法に定める河川管理施設の一つとされ河川区域に含まれるため[1]、私有地内にあったとしても工作物の設置や土地の掘削、竹木の植栽・伐採などには河川管理者の許可が必要となる。ただし、高規格堤防特別区域(後述)では規制が緩和される。

出典:wikipedia

つまり堤防決壊とは、町に川の水が溢れ出ないように張ってあるバリアを突き破って溢れ出ることなんですね。

昔は堤防は土砂や石で作られていたそうですが、今ではコンクリートを使ってつくることが一般的だそうです。

あの固いコンクリートを突き破ってしまうなんて、水は想像以上に恐ろしいですね。

氾濫の意味、決壊との違いは?

大雨で、川から水があふれ出てしまい、勢いよく流れでることを氾濫と言います。

氾濫には2種類あり、

・川から水が溢れ出て町まで浸水することを外水氾濫
・川からではなく町に降った雨が地面に溜まって浸水することを内水氾濫
と言います。

つまり外水決壊の内、堤防を突き破って水が溢れ出ることが決壊ですね。



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川が無くても都市部にとっては内的氾濫が脅威!

一般的には外水氾濫の方が印象が強く、川の水位の高さは注目されやすいです。

ところが都市化が進むにつれて、内水氾濫も脅威となっているそうです。

都市化する前は、土や森や水田が雨水を地中に吸収させていたので、内水氾濫が起こることはあまりなかったようです。

ところが地面がアスファルトに覆われるようになると、水はけが非常に悪くなり、地面の雨水処理能力が大幅に低下します。

また内水氾濫は地面の低いところほど大きな被害を受けるため、地下鉄や地下街の多い都市ではますます脅威となります。

1996年には、東京の新宿区の住宅街の地下室が内水氾濫で水没し、一人がなくなる事故がありました。

2000年の9月には、大雨の影響で名古屋の地下鉄が2日間も運休となりました。

地球温暖化が進むことで、日本でも南国地域のスコールのようなゲリラ豪雨が頻発しています。

都市部の下水道は1時間あたり50ミリの雨水処理能力しかないので、短時間での豪雨には非常に弱いです。

ここ2年の間に大雨による特別警報が5回も出ています。
参考記事
特別警報の種類、過去の事例、避難・対処法について。

ゲリラ豪雨を想定した都市開発が急務となっているそうです。

以上、決壊と氾濫の意味とその違いについてでした。



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堤防決壊のメカニズムについてはこちらを参照してください。
堤防決壊のメカニズム。破堤との違いは?

川から遠い都市でも、氾濫は起こりうるんですね。
自然から離れてしまうとついつい自然災害への意識は薄くなってしまいますが、現代の都市は自然災害に非常に弱いものです。

大丈夫、これくらいと思わずに、日頃から備えておきたいですね。

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