秋の月が綺麗な理由

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綺麗な秋の月

十五夜と言えば秋の楽しみの一つですね。
勿論お団子も美味しいのですが、何より秋の月はいつもより綺麗な気がします!

古くから仲秋の名月として親しまれている秋の月ですが、一体なぜ秋の月は綺麗に見えるのでしょうか?

どうやら文化的な理由だけではなく、科学的な理由からも秋の月は綺麗なようです。



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秋の月が綺麗な理由は空気中の水蒸気量がポイント!

秋の空は乾燥しているので、空気中の水蒸気量が少ないです。
空気中の水蒸気量が多いと、遠くの景色が水蒸気でぼやけてしまいます。

だから空気中の水蒸気が少ない秋は、比較的空気が澄んでいて、月明かりがはっきりと夜空に映ります。

秋の月が一際大きく明るく見えるのは気のせいではなかったんですね!

降雨の多い秋だからこそ、より月が綺麗!

秋は台風の影響で降雨も多いです。
雨が降ると、空気中のちりが浄化されます。

空気中のちりが浄化されることで、さらに空気が澄んでいきます。

また短歌や俳句では、秋雨に映る月や雲間に輝く月を歌っているものが多く、秋の月は雨や雲とセットで綺麗だといわれています。

冬も空気が乾燥する季節なので、月や星の鑑賞に向いた季節ではありますが、何より寒いので長時間夜空を眺めるのはつらいでしょう。



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秋は星が少ないから、月がより映える!

冬といえば何より星がきれいな季節です。
一番有名なのはオリオン座ですね。

リゲルやベテルギウスの二つの一等星に加えて、5つの二等星もあるとても明るくきれいな星座です。

さらにおおいぬ座、こいぬ座、ふたご座、ぎょしゃ座、おうし座といったあかるく有名な星座が勢ぞろいです。

秋は明るい星が少なくて寂しい季節です。

寂しい夜空にはなりますが、その分月の綺麗さが目立つ季節になっています。

同じ空気が澄んだ季節でも、秋は綺麗な月を楽しむ季節、冬は綺麗な星を楽しむ季節になっています。

秋は月の高さがちょうどいいから、綺麗な月を鑑賞しやすい!

また空気の問題だけではなく、月の高さも関係してきます。

月の軌道を見ると、月の高さは季節によって変動します。

冬の月は比較的高い位置にあり、夏の月は比較的低い位置にあります。

あまり低い位置にあると、空気中のちりや、明かりの影響を受けて、月がぼやけてしまいます。

また月が低い位置にあるときは目に明かりが届くまでに多くの空気をくぐりぬけることになります。

月が低い位置にあるときは、空気の層を斜めに通るので、通る距離が多くなってしまいますね。

空気を潜り抜けている間に、空気に光が吸収されてしまうので、私たちの目に届くまでには暗い月になってしまいます。

逆に冬の月ほど高い位置に来てしまうと、確かに届く光の量は多いのですが、高い位置にある月を見上げるのに苦労するようになってしまいます。

こうした理由で、ちょうどいい高さにある春と秋は月が見やすくなっています。

ところが春の場合は空気中の水蒸気が多いです。
春がすみとも言われますね。

更に黄砂の影響を強くうけるので、どうしても空気が淀んでしまいます。

そのため、一番明るく澄んだ光を放つ綺麗な月を楽しめるのは秋となっています。
(ただし、春の夜空にぼんやりと輝く月も「おぼろ月夜」として親しまれています。)



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以上、秋の月が綺麗な理由でした。
秋の月が綺麗に見えるのは単なる錯覚だと思っていたのですが、本当に綺麗だったとわかってすっきりしました。

今年の秋はのんびり月を楽しみたいですね!

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