22 Sep 2015

空にうろこ雲が広がっていると、秋の気配を感じます。
一方でうろこ雲が出ると雨が降る予兆とも言われていますね。
そんな季節や天気の移り変わりを感じさせるうろこ雲ですが、どうやらうろこ雲は地震の予兆ではとの話もあります。
そこで、うろこ雲の地震・天気の予兆について調べました。
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うころ雲とは?
うころ雲は、巻積雲の別名です。
巻積雲は、白くて非常に小さな雲が沢山集まって出来ている雲です。
その見た目が魚の鱗のように見えることから、うろこ雲、いわし雲、さば雲等の別名が付きました。
日本では、特に秋に良く見られます。
うろこ雲を見ると、何となく秋の気配を感じますよね。
秋の季語として、短歌や俳句にも読まれています。
何故秋に多くみられるかというと、うろこ雲が出来るメカニズムに秘密があります。
秋ごろになると、空が晴れていても朝晩が急に冷え込んで寒くなることがありますよね。
寒くなった時には、放射冷却現象が起きています。
放射冷却現象とは、地面が熱を放射することで、温度が一気に下がる現象です。
こうして出来た大きな寒暖差によってうろこ雲が作られています。
うろこ雲が目立ち始めるということは、気温が下がってきているという合図です。
厚手の上着やコートを押し入れの中から出して、来たる寒さに準備しましょう!
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うろこ雲が見えたら、明日の天気は雨になる?
うろこ雲が出ると明日は雨が降るとよく言われていますが、これは本当です。
うろこ雲が出来ているということは、上空で暖かい空気と冷たい空気の対流が進んでいる証拠であり、高気圧が過ぎ去って行って低気圧や前線がやってくる前触れなのです。
うろこ雲がきれいだなと秋の風流を感じた翌日は、天気予報をチェックしてかならず折りたたみ傘を持ち歩きましょう。
不思議な形のうろこ雲。
雨だけでなく地震の予兆でもあると聞きます。
確かに空一面にうろこ雲が広がっていると、ちょっと不気味な雰囲気さえありますよね。
なにかいつもと違ったことが起こりそうです。
果たして、うろこ雲が本当に地震の予兆となるのか見ていきましょう。
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