ADHDは仕事が遅い?工夫や対策を紹介!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
女性

メディアなどで紹介され、近年急激に注目されるようになった発達障害「ADHD(注意欠陥多動性障害)」。

みんなと同じように仕事をこなしたいのに、何だかいつも頭の中が忙しくて、忘れ物は多く、書類もうまく作れない。

約束の時間も上手く守れず、当事者の皆さんは大変な困難を強いられています。

仕事が遅いと叱られ、落ちこまないにはどういう工夫をすればいいのか。

今回はADHDの皆さんが使える、仕事が遅れないための工夫と対策をご紹介します!



【スポンサードリンク】


まずは「できる仕事」と「できない仕事」を見極める

ADHDの方にはどうしたって不向きだという仕事が存在します。

定型発達者のように、どんなことでも慣れればなんとかなる、ということはハッキリ言って、ありません。

そのことに残念に思い、悲しい思いをするかもしれませんが、自分に不向きな仕事は最低限避けた方が無難です。

それに、ADHDの方には「自分が好きなことには尋常ではない集中力を発揮し、のめり込むことができる」という素晴らしい特性を持っています。

毎日を困難のなかで仕事をするよりも、自分が得意で、好きな分野で仕事をした方が会社にも、ご自身にも有意義と言えます。

一般的にADHDに鬼門と言われているのは事務職・運転手・接客業・秘書・レジ打ちなどが挙げられます。

逆にADHDに向いていると言われるのが研究職・営業・警察官・記者・芸術家などでしょうか。

ADHDは大変に飽きっぽく、退屈を感じると脳の血流が低下し、本人に悪気はなくとも眠気すら覚えてしまいます。

自分に不向きな仕事に就くよりも、興味がある事柄や、ADHD特有の「意識ある限り刺激を求める」脳を活かし、ADHDだからこそ可能な「社会への役立ち方」を追い求めてみてはいかがでしょうか。

なぜADHDは仕事が遅れがちになるのか?

ADHDは先にも述べましたが、生来、脳が「刺激を求め続ける」性質を持っています。

これは血流が少ない自身の脳に、刺激を与えて覚醒させようとする脳の働きによるものです。

ですから、ちょっとでも自分が興味がないと感じてしまった仕事は後回しにしてしまう傾向があり、しかも忘れっぽい脳がその仕事の存在自体をなかったことにしてしまうため、後で大変な苦労を味わいます。

そしてADHDは時間の感覚を上手く認知することができません。

ちょっと後回しのつもりが、気づけば終わらせないうちに1日が終わっていたなんてことが起こってしまいます。

こんなことを繰り返し、嫌な思いで一日を終わらせないように、こんな工夫はいかがでしょうか。



【スポンサードリンク】


手帳とTODOリストの活用

そんな基本的なこと、と侮ることはできません!

ADHDは「刺激を求める」生き物です。

退屈な仕事なら、刺激を作れば良いのです。

その方法こそがTODOリスト!やらねばならない仕事をリスト化し、できたらチェックする。

定型発達者のように「メモとして」や、「機能」と意識してはいけません。

これはゲームなのです!

毎日手帳にTODOリストを作り、絶対に全てに完了のチェックを入れる!

その目標をたて、仕事が終わった時に全てに完了のチェックがついた時、それは素晴らしい自信になります。

毎日地道にでも繰り返すことで、あなたのがんばりは手帳いっぱいに埋まるはずです。

そして手帳は必ず一冊で、メモなどもすべてこれに書きましょう。

小さなノートを持ち歩いて頼まれた仕事をメモしても、そのノート自体を無くす可能性が高いです。

いつでもチェックするTODOリストとメモなどを手帳一冊にまとめることで、大切なものという意識が高まり、紛失の可能性も低くなるのです。

お薬やサプリメントを使う

コンサータやストラテラなど、ADHDには専用のお薬が処方され、飲んでいらっしゃる方も多いかと思います。

副作用がつらいという意見もありますが、だんだんと体が慣れてきて、不眠や吐き気なども和らいできます。

お薬を飲めば個人差はもちろんありますが、人によっては大幅な改善がみられ、苦痛で仕方がなかったという作業もなんなくこなせるようになるなど、試してみる価値は十分にあります。

どうしても体が合わなかったなど、お薬が飲めないという方にはADHD向けに作られたサプリメントなども販売されています。

こういったサプリメントを使うのもオススメします。



【スポンサードリンク】


いかがでしたでしょうか?ADHDは一見して定型発達者と変わらない分、周囲に障害を理解されることがとても困難です。

たくさんの無理解や暴言で、自尊心が傷つくことも多いでしょう。

それでも、私たちにはたくさんの可能性があります。

定型発達者にはない、ADHDだからこそできる、役割が私たちにはあるのです。

以上、重度と言われた診断済みADHD当事者、詫磨一紫がお送りしました!

関連記事