3 Dec 2015

ココアは栄養たっぷりで身体に良い効能が沢山あると聞きますが、本当なのでしょうか。
甘くて脂っこく、クリーミーな味からすると、とても身体に悪そうですよね。
そうはいっても美味しくて身体にも良い効能があるのであれば、毎日飲みたい位です。
そこで、ココアの効能と栄養の真相について調べました。
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ココアの栄養成分一覧
ココアの栄養成分は以下のようになっているそうです。
<ピュアココア100g中の成分表>
●エネルギー277kcal
●ナトリウム16mg
●カリウム2800mg
●ビタミンB10.16mg
●鉄14mg
●ビタミンB20.22mg
●カルシウム140mg
●食物繊維総量23.9g
出典:healthクリック http://www.health.ne.jp/library/3000/w3000634.html
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ココアの驚くべき効能!
ココアで便秘解消!
ココアの栄養成分で一番着目すべき点は、食物繊維。
なんとピュアココア100g中、23.9gもの食物繊維が含まれています。
市販のミルクココアでも1杯1.2g相当の食物繊維を摂ることが多いですね。
便秘が気になる方にとっては有難いですね。
特に野菜が不足しがちな一人暮らしの方にとって、お湯を入れるだけでお手軽に飲むことが出来るココアは強い味方といえます。
さらにココアに含まれている食物繊維はリグニンです。
リグニンは悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増加させてくれます。
高コレステロールで脂っこいものを控えているという方でも、ココアでこってりクリーミーな味を楽しむことができますね!
ちょっと脂っこいものを食べ過ぎてしまったな…というときには、ココアを飲んで悪玉コレステロールを減らしましょう。
ココアにはカリウムがたっぷり!
ココアにはカリウムがたっぷり含まれています。
カリウムには体内から余分な塩分を排出する働きがあるので、高血圧の方にとっても有難いです。
カリウムは塩分量の調整だけでなく、筋肉や神経の機能の維持にも貢献しています。
カリウムが不足すると、体調不良や吐き気が起こるだけでなく、筋力や知力も低下してしまいます。
無気力感や倦怠感が強くなり、うつ病に似た症状に見舞われることも。
最近何となく体調が悪いな…という方、実はカリウム不足かもしれません。
ココアを飲んでカリウムを補ってみましょう。
酷い場合は呼吸困難や腸閉塞になってしまいますので、早めのケアが大切です。
ちなみにカリウムを過剰摂取した場合は、尿から体外へ排出されます。
カリウムの摂り過ぎを気にしてココアを控える必要はありません。
ココアには活性酸素から身体を守る効能がある!
ココアには「カカオポリフェノール」が豊富に含まれています。
紅茶やコーヒーよりも含有量が多いそうです。
ポリフェノールは抗酸化物質で、活性酸素から身体を守ってくれます。
活性酸素は老化や病気、疲労の原因です。
活性酸素が身体の細胞を酸化させることで、細胞本来の働きが失われてしまうのです。
身体の「さび」みたいなものですね。
気になるしみやしわやたるみだけでなく、がん細胞の発生の原因にもなっています。
ココアに含まれているポリフェノールは、正に人類の敵ともいえる活性酸素を体内から除去する働きがあります。
ポリフェノールが含まれた化粧品が開発される位に優秀な成分です。
最近お肌の曲がり角が…という女性の方はココアを飲んでみましょう。
糖分やカロリーが気になる場合は、純ココアをお湯にとかしてそのまま飲んでみましょう。
甘味が欲しいときにははちみつを使うと、白砂糖を使うより健康的です。
ココアのテオブロミンでホッと一息
ココアを飲むとリラックスできると感じたことはありませんか?
実はこのココアの効能、テオブロミンという成分によるものなんです。
テオブロミンには幸せホルモンと言われる脳内物質、セロトニンの働きを活性化させる働きがあります。
緊張したりいらいらしたりするときは、暖かいココアを飲んでリラックスするようにしましょう。
ココアはしょうが以上に身体を温める効果があるので、特に受験前のリラックスと兼ねて防寒対策アイテムとしても優秀ですよ!
アイスで飲んでも身体を冷やさずに済むので、ホットが苦手な方でも身体を冷やさずに水分補給することが出来ます。
ココアで高血圧改善?
ココアに含まれる、カカオポリフェノールにはエピカテキンが含まれます。
エピカテキンは動脈硬化を防止する働きがあり、高血圧改善にもなるそうです!
プロボクサーの具志堅用高さんは過去に高血圧でお悩みでしたが、ダークチョコレートとココアを摂取するようにしたところ、血圧が
144-90から
130-72に
下がったそうです。
高血圧が気になる方は、是非嗜好品をチョコレートやココアに変えてみましょう!
ただし乳製品はポリフェノールの吸収を阻害してしまいますので、ミルクチョコレートやホワイトチョコレートは避けて下さい。
苦みが苦手な方は、ミルクの含有量の少ないスイートチョコレートで代用しましょう。
ココアを寝る前に飲んだ時の効能は?
あったかくて美味しいココア。
寝る前に飲むと、テオブロミンの効能でほっとした気分になります。
ただし気を付けたいのが、ココアに含まれるカフェイン。
緑茶や紅茶と同程度のカフェインが含まれています。
ココアを飲むとテオブロミンの効能で入眠しやすくはなりますが、トータルで見るとカフェインで眠りが浅くなってしまうことも。
詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。
逆に考えればカフェイン+糖分に加えて、テオブロミンも含まれているので、ココアを飲むと頭がすっきりします。
残業続きで朝眠い時や、勉強中の休憩タイムには最適のお供です。
摂取する時間には気を付けたいですね。
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以上、ココアの効能と栄養についてでした。
甘くて美味しく栄養たっぷりのココアですが、カフェインや糖分がたっぷり含まれています。
摂りすぎないように気を付けて、美味しく健康を目指したいですね。
少しでもお役に立てれば幸いです。