14 Dec 2015

クリスマスになると、クリスマスケーキなどをはじめとして、いろいろなお菓子が出てきますよね。
でもせっかくなら、伝統的なクリスマスのお菓子を食べてみたいと思う人も多いでしょう。
そこで、クリスマスのお菓子について、特に伝統的なものを紹介します。
フランスの伝統的なクリスマスのお菓子 ブッシュ・ド・ノエル
フランスでクリスマスの際に食されるお菓子と言えば、やはりブッシュ・ド・ノエル。
切り株の形をしたケーキとして、日本でも定着しているお菓子ですよね。
ブッシュ・ド・ノエルは、「クリスマスの薪」という意味ですが、この薪(切り株)の形の由来にはいくつかの説があります。
キリストが誕生した時、その誕生を祝うために一晩中暖炉で薪を燃やしたことに由来しているという説や、クリスマスに薪を燃やすと、その後に残った灰が厄除けになるなどの説が、有名な説の一部です。
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ドイツの伝統的なクリスマスのお菓子 シュトーレン
ドイツではクリスますの時期になると、クリスマスマーケットが開かれますが、そのマーケットを始め、ドイツ中の様々な場所で販売されたり、各家庭で作られるのがシュトーレン。
日本でもケーキ屋やパン屋などで、クリスマス時期限定で販売されているのがよく見られます。
シュトーレンは、ドライフルーツやナッツ、マジパンなどが練りこまれたパンで、表面には粉砂糖が、まぶされています。
シュトーレンが普通のパンやケーキと違うのは、1ヶ月~3ヶ月ほど日持ちし、時間をおくごとに熟成が進んで美味しくなるというところ。
そのため、11月頃からクリスマスにかけて少しずつスライスして食べすすめるというのが、シュトーレンの正しい食べ方です。
ちなみに、シュトーレンとは「坑道」を意味するドイツ語ですが、この白くて細長い形は、産まれた時に産着に包まれたキリストをイメージしていると言われています。
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イギリスの伝統的なクリスマスのお菓子 クリスマスプディング
英国王室のデザートとしても採用されているイギリスの伝統的なクリスマスのお菓子がクリスマスプディング。
プディングと言うと、いわゆるプリンを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、プリンとは全く違ったお菓子です。
ドライフルーツの入った蒸しケーキのような物ですが、その後1ヶ月ほど熟成させることによって、フルーツの発酵が進み、より美味しくなると言われています。
ちなみにクリスマスプディングは、食べ方に大きな特徴があります。
食べる前にブランデーをかけてフランベし、バターやホイップクリームなどを添えて食べるのが一般的です。
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クリスマスの伝統的なお菓子を紹介してきましたが、いかがでしたか。
日本でもなじみの深いお菓子もありますが、その由来や正しい食べ方については、知らなかったという人もいるのではないでしょうか。
伝統的なお菓子なので、正式な食べ方にしたがって食べてみると、本来の美味しさが発見できるかもしれませんよ。