19 Mar 2016

風邪をひいてしまった時は、あっさりしたものを食べたいですよね。
そこでおすすめなのは、やはりおかゆ。
では、特に風邪に効くようにおかゆをアレンジするには、どうすればよいのでしょうか。
また、子供が風邪をひいた場合、食べやすくするために卵を入れてもよいかなどについて調べてみました。
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おかゆが風邪に良いのはなぜ?
風邪をひいたときというのは、なるべく栄養を摂ることが早く治す秘訣。
しかし、風邪をひいている時は、なかなか食欲がわかないという人も多いでしょう。
そんなとき、のどごしが良く食べやすいおかゆは、簡単に栄養を摂ることができる食事の一つ。
お米が入っていて炭水化物を摂れるだけではなく、水分も一緒に摂ることができます。
また、おかゆは消化が良いので、風邪で胃腸が弱っている時にも最適です。
そして、温かいおかゆを食べることで、体を温めることもできるため、風邪を早く治す効果が期待できるのです。
ちなみにおかゆはとろとろなので、ほとんど噛まなくても食べることができます。
しかし、風邪の時は特に消化を促すため、よく噛んで食べるのがおすすめ。
しっかり噛むことで唾液が分泌されるため、消化が良くなるのです。
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おかゆを風邪用にアレンジするには?
ふつうの白がゆでももちろん風邪にはよいのですが、味つけがないとなかなか食べづらいもの。
では、風邪に特に効くようにアレンジするには、どういった食材がおすすめなのでしょうか。
まずおすすめなのが梅干し。
消化を助けるための唾液の分泌を促す効果もありますし、汗をかいた時に必要とされる塩分も含まれます。
また、梅干しには菌を殺す作用もあるため、風邪の時にはぴったりの食材です。
そして、ネギやショウガもおすすめ。
ネギにはアリシンという殺菌作用のある物質が含まれますし、ネギにもショウガにも体温を上げる効果があるので、風邪には効く食材です。
ただし、ショウガなどは弱った胃には少し刺激が強い可能性もあります。
必ずしっかり火を通してから使い、生のままのショウガをおかゆに入れるのは避けましょう。
また、胃腸風邪のような場合には、刺激が強くなりすぎてしまうので、ショウガは使わない方が無難です。
子供向けのおすすめアレンジは?
子供の場合、ネギや梅干し、ショウガなどは苦手という場合もあるでしょう。
その場合、おすすめなのは卵です。
卵は栄養価が高いため、風邪で栄養が不足している時には最適な食材。
味付けも和風だけでなく中華風などでもOKですし、野菜などを入れても最後に卵を加えると食べやすくなります。
ただし、実は卵はあまり消化の良い食べ物ではありません。
本来は生卵の方が殺菌効果のある成分が高く消化にも良いのですが、抵抗力の弱い子供の場合、生卵は食中毒の危険性もあります。
風邪の間は特に免疫力が低下している場合もあるため、必ず溶き卵にしてから入れ、火はしっかり通すようにしましょう。
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おかゆはもともと味がない食べ物なので、どんな食材でも合わせることができます。
栄養をしっかり摂れるよう、子供の好きな味付けにして、早く風邪が回復できるようにしましょう。