牛乳の栄養は吸収できない?日本人がカルシウムを取るのは何がいいの?

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桜

牛乳は栄養が豊富な飲み物として有名ですよね。

特に子供の時は、栄養補助として牛乳を飲む機会も多く、保育園や学校の給食などに出ることも多いもの。

しかし、牛乳の栄養は吸収できない、という説を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

極端な場合、日本人は牛乳からは栄養が吸収できないから飲んでもムダ、と言われてしまうような場合もあるようです。

では、実際、牛乳の栄養が吸収できないというのは事実なのでしょうか。

また、日本人が牛乳に多く含まれるカルシウムなどを効率的に摂取するためには、どのような食品を摂ればよいのでしょうか。



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牛乳の栄養は吸収できない?

昔の日本には、牛乳を日常的に飲む習慣はありませんでした。

一般の庶民の間で牛乳を飲む習慣が広まったのは戦後のことで、日本での牛乳の歴史はそれほど古いものではありません。

そのようなこれまでの食生活が原因なのかどうかは分かりませんが、日本人は牛乳に含まれる乳糖を分解する能力を持っている人が少ないと言われています。

これを乳糖不耐症と呼び、日本では8割近くが乳糖不耐症であるとも言われています。

牛乳を飲んでお腹がゴロゴロしたり、下痢になるなど、腸の調子が悪くなった経験がある人もいるのではないでしょうか。

人によって程度の差はありますが、これが乳糖不耐症で、乳糖を分解できないために、腸の状態が悪くなってしまうのです。

このような症状を持つ人が牛乳を飲んでも、腸の状態が悪くなっていることから、栄養をうまく吸収できなくなってしまいます。

ちなみに、乳幼児期には乳糖を分解するための消化酵素であるラクターゼを持っている場合がほとんどで、大人になるにつれ、このラクターゼが減少することにより、乳糖不耐症が発生するのです。

ただし、全ての日本人がこれにあてはまるわけでもなく、人によって症状も違うため、一概に吸収できないとは言えません。



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日本人はどうやってカルシウムを取るべき?

では、日本人が吸収しやすいようにカルシウムを摂取するには、どんな方法が良いのでしょうか。

例えば、同じ牛乳を原料とするものであっても、ヨーグルトは乳酸菌によって発酵されていることから、乳糖不耐症を起こしにくいと言われています。

そのため、乳製品で摂取するのであれば、牛乳の加工品であるヨーグルトやチーズなどを活用すると良いでしょう。

また、それ以外の食品としては、やはり小魚類がカルシウム豊富な食べ物として知られています。

それ以外にも豆腐や納豆などの大豆製品、小松菜や青梗菜などの緑黄色野菜などもおすすめです。

乳糖不耐症の自覚がある人は、豆乳などを飲んでみるのも良いかもしれませんね。



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牛乳に含まれるカルシウムの吸収率は、一般的に50%程度と言われており、食品から摂取できる吸収率としては決して低いものではありません。

そのため、日本人だから吸収できない、と考えるのではなく、自分が牛乳を飲んだ時の症状などをよく把握し、自分に合った飲み方をすると良いでしょう。

そして、カルシウムを摂るためには、様々な食品をバランスよく食べるのが一番です。

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