8 Jun 2016

夏の暑い時期の人気のメニューと言えば、何と言ってもそうめん。
食欲がない時でも、そうめんだとのどごしもよく、食べやすいですよね。
このそうめん、家で食べるだけでなく、実はお弁当にも入れることができるってご存知でしたか?
でもお弁当にそうめんを入れるなんて、くっつかないのかと気になるところも多いもの。
それに冷たい状態で食べたい場合、冷凍OKなのかも知りたい人が多いでしょう。
そこで、お弁当にそうめんを入れて、美味しく食べるコツについて調べてみました。
【スポンサードリンク】
お弁当のそうめんは冷凍OK?
せっかくそうめんを食べるなら、なるべく冷たい状態で食べたいものですよね。
冷たくする方法として、考えられるのが冷凍する、ということ。
では、お弁当に入れるそうめんを冷凍しても大丈夫なのでしょうか。
冷凍うどんや冷凍のそばなども販売されているので、なんとなく大丈夫そうなイメージですが、実はこれはNG。
冷凍うどんが美味しいのは、メーカーで適切な状態に茹でられた麺を急速冷凍しているからこそ。
これを家庭でやろうとすると、どうしてもゆっくり冷凍することになるので、良い状態で冷凍することができません。
そうめんでも同じことで、しかもうどんよりも細く、茹で時間が短いので、より難しくなります。
そして、解凍方法にも問題があります。
冷凍うどんを食べる時には、通常鍋で茹でるなどして解凍をしますが、お弁当に入れたそうめんは自然解凍されることになります。
麺を自然解凍してしまうと、表面からゆっくり解凍されることになるのですが、解凍に時間がかかることで、麺はぼそぼそになってしまいます。
そのため、お弁当のそうめんは冷凍以外の方法で冷たくするのが基本です。
まず、そうめんの麺の方は、冷凍せず、保冷剤を使って冷やしておきます。
そして、麺ではなくめんつゆの方を冷たい状態にしておくのがおすすめ。
めんつゆを冷やす方法として簡単なのは、ペットボトルにストレートタイプのつゆを入れ、凍らせておくこと。
これをお弁当として持っていくと、お昼頃にはちょうど良いくらいに溶けています。
ここに麺を入れれば、よく冷えた状態でそうめんを食べることができます。
会社などで食べる場合で、氷が使える時には、保冷容器に濃縮タイプのめんつゆを少し濃い目に作っておき、そこに氷を入れると良いでしょう。
【スポンサードリンク】
お弁当のそうめんがくっつかないコツは?
お弁当にそうめんを持って行く場合、くっつかないようにするのが難しいと思う人が多いでしょう。
くっつかないようにするポイントはいくつかありますが、基本はしっかり洗ってから水気を十分切ること。
茹で上がったそうめんは、表面にぬめりがついています。
このぬめりが残っていると、どうしてもくっつきやすくなってしまいます。
そのため、茹で上がったら流水でもみ洗いをして、表面のぬめりをしっかり取っておくことが大切。
ぬめりが残っていると、どうしてもくっつきやすくなってしまうので、注意しましょう。
そして、そうめんを茹でて洗ったあと、しっかり水気を切ることも大切。
そうめんの水気を切る時は、ざるに上げて切りますが、この時、そうめんをドーナツ状にするのがポイント。
ドーナツ状にすることで、真ん中にも水が下に落ちる空間ができ、水気を切りやすくなります。
しっかり水気を切ったら、一口分に小分けし、くるくると丸めてお弁当に入れましょう。
一口分に丸めておくことで、食べる時に取りやすくなります。
多少くっついてしまっていても、つゆに入れるとほどけるので、安心してくださいね。
どうしても気になる場合には、少量のごま油であえておく方法も。
そうめんに油を絡めておくことで、麺どうしがくっつくのを防いでくれます。
その上、食べる時にはごま油の風味がアクセントとなって、美味しく食べられます。
お弁当のそうめんをのびないようにするには?
お弁当のそうめんを美味しく食べるには、くっつかないことも重要ですが、麺類なのでやはりのびないようにすることも大切。
のびないようにするポイントはいくつかありますが、まず1つ目は茹でる時に重曹を使うということ。
重曹を使うことで、小麦粉に含まれるグルテンの結びつきが強くなり、コシの強いそうめんになります。
コシが強くなることで、のびにくいそうめんとなるので、美味しく食べることができるのです。
また、お弁当に入れることを考えて、少し短めに茹でるようにする、という人もいますが、実はこれは逆効果。
通常よりも水分が少ない状態で出来上がってしまうことで、麺が水分を吸おうとしてしまいます。
その結果、そうめんがのびてしまうので、必ず規定の時間茹でるようにしましょう。
【スポンサードリンク】
お弁当のそうめんを美味しく食べるための方法を紹介してきましたが、いかがでしたか。
少し工夫をすることで、そうめんをくっつかないように美味しく食べることができるのです。
大人数で食べる場合などは、紙コップに一口分を小分けにして持って行くなどするのも便利。
薬味やおかずなどをたくさん持参して食べるのも楽しいですよ。